水素とオゾンって何

- What’s hydrogen and ozone -

水素 | Hydrogen

水素(すいそ、英: hydrogen、羅: hydrogenium、仏: hydrogène、独: Wasserstoff)は、原子番号1の元素です。元素記号はH。原子量は1.00794、非金属元素のひとつ。
水素は分子が小さいために迅速に生体膜を通過し、細胞の核とミトコンドリアまで達し、また血液脳関門も通過します。そのことから、加齢とともに減少する抗酸化物質の役割を果たし、悪玉活性酸素と結びつくことによりそれを除去し、身体の中から体調を整える効果が期待できます。 また、解毒作用の効果も期待されており、デトックス効果いわゆる身体の老廃物や毒素を排出することが期待されます。

オゾン | Ozone

オゾン(ozone)は、3つの酸素原子からなる酸素の同素体です。分子式はO3で、折れ線型の構造を持ちます。腐食性が高く、生臭く特徴的な刺激臭を持つ有毒な気体です。地球の大気中にとても低い濃度で存在しています。 その濃度は0.06ppmから0.08ppmと言われています。(日差しの強い海岸や森林の環境濃度程度) ※ppmについて parts per millionの頭文字をとったもので、100万分の1の意。1ppm = 0.0001% であり 10,000ppm = 1%

オゾンを詳しく知る

- Details of ozone -

オゾンの歴史

オゾンは、オランダの科学者Martinus Van Marumによって1785年にその存在が発見されました。1840年、ドイツ・スイスの化学者クリスチアン・シェーンバインが、オゾンが酸素から形成されることを発見しました。彼は雷雨の中でオゾンが現れることに注目し、そしてその奇妙な匂いから、ギリシア語で「臭い」を意味する ὄζειν (Ozein) に因み Ozoneと名付けられたのです。

オゾンの人体への悪影響について

オゾンは優れた特性を持った物質ですが、高濃度の状態ではオゾンは人体に有害であり、オゾンを利用するには、効果と安全を両立させた濃度コントロールが必要となります。日本では、0.1ppm以上が、人体への影響(咳や涙が出る等)が出る数値として、日本産業衛生協議会が勧告する作業環境基準濃度として定められています。そもそもオゾンはO₂の酸素分子に酸素原子が加わった不安定な気体であり、すぐに酸素に戻ろうとする性質があるため、一般的に危険領域の高濃度環境を作ることができません。またオゾンは残留しないので、その点からも非常に安心安全な物質です。オゾンは、濃度を正しくコントロールして使用すれば、人体への悪影響は避けられると言えます。

※作業環境での許容濃度
労働者が1日8時間、1週間40時間程度、肉体的に激しくない労働強度で有害物質に暴露される場合に、当該有害物質の平均暴露濃度がこ
の数値以下であれば、ほとんどすべての労働者に健康上悪い影響が見られないと判断される濃度のこと。

オゾンの除菌脱臭について①

オゾンの分子式はO₃、つまり酸素(O₂)を原料にして作られます。オゾンは極めて不安定で反応性が高いため、何かと反応して、もとの酸素に戻ろうとします。その時、雑菌や臭い物質と反応することで、除菌、脱臭が行えるのです。また、空気中の酸素を原料とするので、いつでもどこでも安価に生成でき、反応後は酸素に戻るため残留性がない、という優れた特徴を持っています。水道水の殺菌に塩素消毒の代わりにオゾンが用いられている国も多く存在します。オゾンは有機塩素化合物を生成しないため、処理後の水にも残留せず、塩素と比較して味や匂いの変化が少ないのです。従って、いくつかのシステムでは配管での細菌増殖を防ぐために少量のオゾンを添加することがあります。日本では近年、東京都水道局、大阪市水道局、阪神水道企業団、大阪広域水道企業団等で水道水の高度浄水処理において、殺菌の一環として用いられており、追随する地方公共団体や水道運営事業者も増えてきています。

オゾンの除菌脱臭について②

気体としてのオゾンは、その毒性により高度な濃度管理が求められるため、オゾンガスをミキシング又はバブリングと呼ばれる手法で水に溶け込ませる、また電気分解により水に含まれる酸素を利用して作る「オゾン水」として活用される例が増えています。オゾンの不安定な性質により数十分で酸素と水に戻るので残留性のない殺菌水として使えるほか、塩素系殺菌剤やエタノール系殺菌剤が使えない場合にも使用されます。細菌の細胞を直接破壊・分解するため、耐性菌を生まない利点もあります。ヨーロッパでは医療への活用が多数試され、その効果が発表されています。近年は日本でも医療、介護、食品、酪農を主とする農業などの分野で殺菌、消臭、廃棄物処理目的で使われることが多くなりました。

オゾンの対ウイルス効果

オゾンは細菌同様にインフルエンザウイルスの不活性化等ウイルス対策に効果があります。また、藤田医科大学のプレス発表では「湿度80%では、日本の作業環境基準であるオゾンガス0.1ppm処理でもCT60(10時間後)で4.6%までウイルスの感染性が低減。より厳しいアメリカ食品医薬品局の基準であるオゾンガス0.05ppm処理で5.7%までウイルスの感染性が減少。湿度が55%では、オゾンガスによる除染効果が減弱するが、オゾンガス0.1ppm処理では、CT24(4時間後)で53%まで感染性が半減。」と低濃度オゾンでも新型コロナウイルスの不活性化に利用できることが証明されました。

協会が着目する「・OHラジカル」とは

協会が着目する
「・OHラジカル」とは

- What’s OH radical -

・OHラジカルとは

オゾンと水素を同時に発生させると、全体量の約30%が・OHラジカルという分子構造に変化します。
・OHラジカルとはヒドロキシルラジカル (hydroxyl radical)の事で、ヒドロシキ基(水酸基)に対応するラジカルです。OH と表される。いわゆる活性酸素と呼ばれる分子種のなかでは最も反応性が高く、最も酸化力が強い。糖質やたんぱく質や脂質などあらゆる物質と反応します。しかし、その反応性の高さゆえ通常の環境下では長時間存在することはできず、生成後速やかに消滅します。・OHラジカルは、非常に不安定で、スキがあれば他の分子からHを横取りして、Hに0が2つという分子H₂O、つまり水になりたがります。

・OHラジカルの効果

非常に酸化力の強い・OHラジカルは、ウイルスのたんぱく質の表面から水素原子Hを奪い取ることでウイルスの作用を抑制します。菌やアレルギー物質などの表面、主にたんぱく質で構成されるものに対しても同様に、その構造からHを奪い取ることでそれらの作用を抑制します。

安心・安全の製品には「製品認定制度」があります

安心・安全の製品には
「製品認定制度」があります

- Product certification system -

水素オゾン空間除菌研究協会では、同会が推奨する、低濃度でありながらも高い除菌と消臭が可能となる「水素オゾン同時発生」の機能を備えた装置や機器の製品認証を行っています。

水素オゾン空間除菌研究協会では、同会が推奨する、低濃度でありながらも高い除菌と消臭が可能となる「水素オゾン同時発生」の機能を備えた装置や機器の製品認証を行っています。
安心・安全・効果を保証した製品であることを同会がお約束します

RHIZOA認証番号20-004

【製品名称】
水素オゾン生成機能付加湿器リゾア・RHIZOA 認証番号20-004

【認証理由】
リゾアは、水素とオゾンを同時発生させる機能を備えた加湿器です。オゾン特有の臭いを抑え、オゾンだけでなく・OHラジカルも発生していることが水素オゾン空間除菌研究協会によって確認されました。さらに、・OHラジカルの拡散に有利なミスト(加湿器)が発生する装置であることが製品認証の理由です。

企業情報

製造企業:株式会社アレス
所在地:神戸市中央区中町通2-2-17武田ビル
電話番号:078-335-5558 FAX番号:078-335-5596
ウェブサイト:https://alles-inc.com/wellness/rhizoa/

製造企業:株式会社アレス
所在地:神戸市中央区中町通2-2-17武田ビル
電話番号:078-335-5558
FAX番号:078-335-5596
ウェブサイト:
https://alles-inc.com/wellness/rhizoa/

理事からのご挨拶

- Message -

私たちはウィズコロナの時代に安心と安全をお約束すべく、日々尽力しています。

ウイズコロナと言われる時代、そしてアフターコロナになっても、私たちは新型のウイルスの脅威にさらされ続けることが考えられます。ウイルス対策、感染対策の重要性は今後ますます高まるでしょう。
水素オゾン空間除菌研究協会では水素とオゾンを同時発生させることで、人体に安全な低濃度のオゾンでありながら高い除菌力と消臭力が実現できることに注目しました。
オゾンそのものは残留性が無く、殺菌消毒消臭に効果を発揮する非常に優れた物質です。反面高濃度での危険性や独特の臭いといデメリットもあります。 ですが水素とオゾンを同時発生させることで、これらのデメリットを解消し、メリットに変換することができたのです。
わたくしたち理事一同は、水素オゾン空間除菌研究協会を通じて、水素オゾンが、オゾン特有の臭いを低減させ、OHラジカルも発生させることで、低濃度のオゾンであっても強力な除菌・消臭ができることを皆様にお伝えしていきたいと思っています。水素オゾンの有用性が皆様に浸透し、日々の暮らしの中で空間除菌の手段の一つとして選択して頂けることを願っております。

理事一同

水素オゾン空間除菌研究協会概要

- Overview -

名称水素オゾン空間除菌研究協会
所在地東京都渋谷区富ヶ谷1丁目2-11
電話番号070-6541-7758070-6541-7758
メールアドレスinfo@hosa.org
理事メンバー理事長 中村 雅美 理事 
柴嵜 安寧 理事 
北村 信夫
協会の目的・水素オゾン空間除菌アドバイザーの育成 ・セミナー開催
・水素オゾン製品の認証
・水素オゾン空間除菌対策中グッズの販売
・その他セミナーの開催

水素オゾン空間除菌研究協会からの発表・お知らせはこちらをご覧ください

水素オゾン空間除菌研究協会からの
発表・お知らせはこちらをご覧ください

https://www.facebook.com/
HydrogenOzoneSpaceSterilizationResearchAssociation

https://www.facebook.com/
HydrogenOzoneSpaceSterilizationResearchAssociation

水素オゾン空間除菌研究協会の会員になりませんか?

- To become a member -

水素オゾン空間除菌研究協会では、協会の方針や取り組みにご賛同いただける法人・個人の会員を募集しています。会員登録をご希望される場合は、info@hosa.org までお問い合わせください。

水素オゾン空間除菌研究協会連絡先

会員限定グッズの販売について

会員限定でステッカーやポップなどの、水素オゾン空間除菌グッズを販売しております
ご希望される場合は、info@hosa.org までお問い合わせください。